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アクアマリン(Aquamarine)
モース硬度 |
7.5〜8 |
結晶系 |
六方晶系 |
透明度 |
透明 |
屈折性 |
複屈折性 |
屈折率 |
1.570-1.577〜1.580-1.586 |
複屈折率 |
-0.005 0.006 |
比重 |
2.68〜2.73 |
色相 |
青 |
産地 |
モザンビーク、ブラジル、ロシア、スリランカ、インド等 |
・船乗りの守護石
アクアマリンの語源はラテン語で、「水」の意のアクアと、「海」の意のマリンを取り合わせ、
アクアマリンと呼ばれるようになりました。
古来より、船乗りを守り良い旅を約束する宝石と信じられ、 激情を和らげ、身につけると冷静
沈着になるといわれています。
清楚で上品な雰囲気が人気の宝石です。
(シャトヤンシー効果)
細くて長い平行状分布を見せる液体入りのチューブインクルージョンが、ベリル宝石
中でもアクアマリンには特に多く見受けられ、このインクルージョンが顕著な場合、
シャトヤンシー効果(アクアマリンキャッツ)の要因となります。
(サンタマリアアフリカーナ)
現在、アフリカ・モザンビークで産出されているアクアマリンは、かつてのブラジル
サンタマリア鉱山産アクアマリンを彷彿させる美しい色合い(青みが強い)を呈します。
通常のアクアマリンとは区別され、通称「サンタマリアアフリカーナアクアマリン」
と呼ばれ珍重されています。